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小西のNOTE

日々思う事、建築の詳しい話、建築の情勢等、小西が伝えたいこと

2023/09/26

 【終活のための住まいを考えてみる:デザイン】

 ツイノスミカでは外形は耐震、断熱、落雪、防風、雨水、災害、などからシンプルが有利ですが

 室内は自分の好みが一番です。

 【終活のための住まいを考えてみる:デザイン】

デザイン能力とは何でしょう?

センスが良い、良いデザインを知っていて真似ることでしょうか?

もちろんそれも必要ですが

それだけでは単なる評論家でAIはここが得意で書く表現するのはマシーンが行ってくれます。

 AIが進化する今後、私たちが磨く必要となるデザイン能力とは何でしょう?

 

1:依頼主希望を理解し具現化できること

当たり前ですが依頼主様は、自分で何をしたいのかは整理できていません、

これを聞き取るには優先順位を整理入力し、選択、提案をアウトプットなければなりません。


※私のツイノスミカ計画では家内の要望を詳しく聞き取り頑張りました!

2:意味がわかっていて説明ができること

デザインは見た目の良し悪しではありません、

それぞれの条件に合わせた理由や法則があり

理解して創りだす必要があり、理由を説明できなければ意味のないデザインとなります。

デザイン能力はAIに負けない、

 

AIではできないことを磨く努力と挑戦が必要になります。

 【終活のための住まいを考えてみる:風 換気-出入り二方向、圧力、重力換気、南風の利用】

換気には出入りの方向の開口や窓の上下差が効果的です。

また、窓を開けての換気は主に夏ですので建物の壁に当たる南風の圧力を利用し

南風が集まるような窓の開き向きの考慮などもよいかもしれません。

 【終活のための住まいを考えてみる:風 天井扇-夏冬の空気循環】

天井扇は夏と冬で有効な方法が違います。

冬は外壁側や窓側が中央に比べて冷えますので下降気流(ダウンドラフト)が発生し

空気は部屋の中央から上がり窓や外壁面で下がる対流がおき、

ダウンドラフトは冷えた空気ですのでそのままでは冷えた空気が隙間風のように感じます。

なんとなく、冬の天井扇は下向きに風を送った方がサーキュレーション効果がありそうですが

それでは中央に上がる暖かい空気とぶつかり合うので抵抗してしまいます、

冬の天井扇は上向きとして、圧力が強くなった天井近くの空気は対流が促進され

混合したほうが対流の抵抗も少なくダウンドラフトで冷たくなった空気と混合しますの有利です。

夏は扇風機と同じように下向きで使用します。

鮮度-動かなければ腐敗するのでよどんだ空気はよくありませんので夏も冬も動かすことが必要です。

 


2023/08/28

【終活のための住まいを考えてみる:環境.・光 照明-生活光と寝つき光の使い分け】

年取ると目が弱くなります、趣味の苗造りの種植えなどコンビニ級の明るさでなければイライラです、

しかし、寝る前に明るいと寝られない、活動時から寝るまでに少しずつ暗くしていき寝る前には

私はナショジオ、家内は海外ドラマ、見ているかいないかわからないくらいになって寝ます。

欧米ではこの生活と就寝での光の使い分けが一般的でストレス軽減になります。

【終活のための住まいを考えてみる:環境.・光 ハイサイド窓でコントロール】




光はとても重要です、光は殺菌や分解などの効果があり、生き物に重要なものです。


朝日は紫外線が多く、夕日は赤外線が多いと言われ、紫外線は殺菌効果、赤外線は熱があります。


朝日は東の横から夜冷えた外壁や窓面に夕日は西側横から昼熱くなった壁に垂直にあたります。


札幌の夏至の南中高度は70度くらい冬至は23,6、春秋分は47度くらい


北欧では日射をとても重要に考えますが日本の建築は東京が中心ですので重要にしていません、


しかし、札幌は重視する必要があります、


私の考え方では


東(朝日)は気持ちが良く室内にはどんどん取り入れます、ただし、夜冷える壁が朝日で急に暖かく


なり熱での急な変化がありますし、紫外線が強く、それらに耐えられる壁の設計が必要です。


西日(夕日)は赤外線が多く熱いです、昼間も熱いので壁の急激な変化はどちらかというと少ない


ですが、室内に取り入れるには、冬は気持ちが良く、夏は暑いので縦型ブラインドなどでの


コントロールが必要です。


南は季節のコントロールが必要で夏至70度の日射を室内に入れると熱地獄になります。対して


冬の23,6日射は貴重なエネルギーで断熱良ければ暖房もいらなくなることも多くあります。


建築では軒の出でコントロールします。できるなら春秋分の47度程度に合わせて日射が抑えられる


軒の出と高さの基本窓として計画します、これらの設計は必ずそうしなくてはならないわけでは


無く、この知識を頭に置いて計画するという程度でよいのかともおもいます。

【終活のための住まいを考えてみる:環境.・光 大型テラス窓-外付ブラインドで防犯と採光コントロール】

 

日射を考えるとハイサイトが有利ですが、すべてでは閉鎖的です、


借景的に区切ってテラス窓など大きな窓は外付ブラインドなどでコントロールすると有利です。


外付ブラインドは内付ブラインドとは異なり外でさえぎるので熱が室内に伝わらないメリットの他


ある程度の風雨に耐える設計ですので多少強度があり、防犯にも役立っています。


 

2023/08/18

【終活のための住まいを考えてみる:コストと使い方 新築かリノベか?】


ツイノスミカ計画を行う際、新築にするか?リノベーションするか迷いました。

 

新築は融資や補助金など様々なメリットがあります、リノベーションは場合により低コスト

 

いろいろ考え結論はツイノスミカとして合理的に考える、大きく三つの決まりをつくりました

 

①    コストマネジメント=1500万以上は新築、以下はリノベーション、ただし合理的判断優先

 

②    性能=新築並みまたはそれ以上でなければツイノスミカとしてやる意味がない

 

③    デザイン間取り=カッコよく、老後対策、シンプル、減築、除雪減、趣味、直リビングテラス等

 

考えました。

 

現建物は傾斜地、地下車庫が土留めの基礎があり、今、同じようにつくるとそれだけで

 

1000万くらいかかる解体もかなり費用がかかるから既存基礎利用のリノベが合理的、

 

ツイノスミカだから、これが最後の家だろうから、断熱など性能はスペックマニア的にやりたい!

 

リノベでも新築でも性能にかかる費用は変わらないはず、

 

ツイノスミカだからシンプルに耐震性の向上も強化したい!


最終的に判断したのはリノベ、結局コストは2500万以上かかりましたが老後は安心です。

 

 

【終活のための住まいを考えてみる:コストと使い方 無駄なリホームは避ける】


訪問営業で外壁貼替え、塗装、ボイラー交換など、恐怖のモチベーションで誘われることがあります。


いつか壊れるからと言われてもそれが何時かわかりません、今のボイラーはランニングコストが


かかると言う比較も交換費用を考えると実は高額で減価償却した頃にはまた壊れる、


なら、寿命まで使って壊れてから直してもよくないですか? 


外壁も「直さないと構造まで腐ってしまう」と脅しますが必ずしもすべてがそうではありません、


もちろん日々のメンテナンス管理は必要ではありますが、


もし200~300万の無駄なリホーム(新たに付け加えるのではないやり替えなど)20年で10回


おこなったなら2000~3000万になります。


無駄なリホームは避けて、何が合理的か考えやらなくてよいのなら誘いをぐっと我慢して、


やらなくてはいけない時の資金としてためておき、必要な時期に行うことが良いと思います。
 

2023/08/17

 

【終活のための住まいを考えてみる:生活 客室と子供部屋-使用頻度は低い】


孫に囲まれた二世帯住宅、それはそれでうらやましく素敵ですが、


子供たちは独立した家庭を持っています。


ならば自分たちが住む自分たちのツイノスミカ、自由にします。


使用頻度の低い物はトイレをつけてプライベートは確保、収納室と兼用し二階の小屋裏に


これで十分かと思います。

 

【終活のための住まいを考えてみる:生活 タイミング 】


私はこれまでのローンを完済したタイミングで新たにリホームローンを組みました。


収入が無くなる、又は年金暮らしになるとローン返済は生活に影響してくるので不安


しかし、リホームしないのも老後の生活に不安が出るだろう、


現状の貯えも考慮し、65歳年金までには完済したいと考え、計画したのは55歳でした。


私の場合、返済年数からも、気力からも、この55歳がギリギリでした。
 

2023/08/12

【終活のための住まいを考えてみる:生活 トイレ-寝室、風呂との優先動線 】


ツイノスミカは自分たちが住みやすければよいとの発想から


パブリックのキッチンリビングエリアとプライベートの寝室エリアの2エリアの区分け


イタリアの友人(友人といってもだいぶ上ですが家内とはシスターと呼び合う関係)の家で


「トイレを貸してほしい」と言ったところ、「良い方のトイレ貸してあげる」と案内されたのが、


寝室のトイレでした、御殿のような寝室を通り、


ピッカピカタイルにふかふかバスマットの大きなバスルームにあるトイレでした。


日本では寝室近くのトイレは二階の小さいトイレ


イタリアの常識では真反対、ゲスト用のトイレは玄関近くの小さいユニットトイレ


友人が自分たちで使うトイレはお城のようなトイレでした。


そこまで豪華にはできませんが、


ツイノスミカ計画で思ったのは自分たちが住みやすいがキーワードで


見せるための家ではなく、自分たちのツイノスミカと考え


夜中のトイレも多くなるだろうから寝室、トイレ、風呂は近い動線で設計しました。


※息子たちが来た時に泊まる二階の収納室には専用のトイレがあります。

 

 

 


【終活のための住まいを考えてみる:生活 塀-プライベートとオープン 】


私のツイノスミカは南面道路の角地で、


歩道を歩く人といつも挨拶しなければならない、丸見えの距離です。


そのため大窓の前だけ高めの木塀を設置し、それ以外は日射が無くなるので塀無、


塀の内側に陰樹、塀以外は陽樹の植生を分けて植えており、


塀で作るプライベート空間はオープンにさせてくれます。

【終活のための住まいを考えてみる:生活 趣味-追求すべき推しの空間 】


昨今は、推しが必要とのこと、

住宅は自分の時間を過ごす自分の空間、

自分がやりたいこと、ワクワクする推しの空間をつくることがツイノスミカの楽しみです。

 

 

【終活のための住まいを考えてみる:生活 間取り-狭くてOK合理的動線】


面積を大きくすればイコールでよい間取りプランができるとはかぎりません、


面積が多いことは掃除の面積が広がり、歩く距離も増えますし、


もちろんコストも上がり、表面積が多くなると断熱などの性能も悪くなります。


ツイノスミカに限らず合理的なプランは通路をなくすことや


コアと回遊などを組み合わせるなどがコツです、

 

例えば、一階がリビング等の場合、二階は回遊の必要がない目的室なので端部でよく

 

廊下を少なくするには階段ホール中央から各部屋に行く放射状動線、中央コア型が有利です、


二階の階段下りが中央ですから、一階の上り初めは端になるプランをします。

 

一階は、キッチンなどアクティブに移動する生活動線が多いですから、


二階とは反対に、一階はラウンド動線など回遊型の動線が有利です。


また一般的リビングは明るいのが良く南側L面は窓を多くしますので、


反対の北側L面で生活動線を回遊するのが有利になります。


私のツイノスミカ計画ではパブリックエリアとプライベートエリアの2エリア分けを行いました。

 

【終活のための住まいを考えてみる:生活     収納-寝室と風呂、トイレなどとの動線工夫】


ツイノスミカにとって、寝室⇔トイレ⇔風呂⇔収納⇔洗面⇔洗濯などの動線はとても大事です!

 

将来も現在も靴下を履くときなどベットの角に座り履くと楽です、

 

夜中トイレに起きる時も段差などなく手すりなど使わなくてもよい動線、

 

風呂から上がれば、すぐに下着が着られる収納距離、これらすべて動線関連する必要があり


キッチンやリビングとのパブリック動線とは分ける方が使いやすくなります。
 

2023/08/10

【終活のための住まいを考えてみる:生活 風呂-温泉に行くより常設の健康ツール、超断熱が必須 】

 

私は風呂好きで、以前は家族で銭湯に行くことも多かったですが、


ツイノスミカをリノベーションした後はほとんど行かなくなりました。


お風呂を断熱強化しましたので湯温は下がりにくく、


朝風呂、翌朝の湯温差は4度程度、気軽に入れる風呂になります。


ツイノスミカ計画の風呂やトイレは高いレベルの断熱が必須かと思います。

 

 

 


【終活のための住まいを考えてみる:生活  トイレ-寝室、風呂との優先動線】

 


ツイノスミカは自分たちが住みやすければよいとの発想から


パブリックのキッチンリビングエリアとプライベートの寝室エリアの2エリアの区分け


イタリアの友人(友人といってもだいぶ上ですが家内とはシスターと呼び合う関係)の家で


「トイレを貸してほしい」と言ったところ、「良い方のトイレ貸してあげる」と案内されたのが、


寝室のトイレでした、御殿のような寝室を通り、


ピッカピカタイルにふかふかバスマットの大きなバスルームにあるトイレでした。


日本では寝室近くのトイレは二階の小さいトイレ


イタリアの常識では真反対、ゲスト用のトイレは玄関近くの小さいユニットトイレ


友人が自分たちで使うトイレはお城のようなトイレでした。


そこまで豪華にはできませんが、


ツイノスミカ計画で思ったのは自分たちが住みやすいがキーワードで


見せるための家ではなく、自分たちのツイノスミカと考え


夜中のトイレも多くなるだろうから寝室、トイレ、風呂は近い動線で設計しました。


※息子たちが来た時に泊まる二階の収納室には専用のトイレがあります。
 

 

 

 

2023/08/09

【終活のための住まいを考えてみる:生活  パントリー-キッチン自体がパントリー引き出し式省スペース】


海外の料理番組をリスペクトしました。


番組では、シェフの正面がカメラ、カメラとシェフの間にシンクやコンロ、鍋など、


バックに食材を次々取り出す引き出しやレンジ、洗いシンクはバックにあり食器も収納します。


最近はキッチンでも引き出し式が主流で低価格な物もあり、


バックにも下げ膳用としてコンロ無シンクだけのキッチンを置き、


引き出しを収納として、そのほかの部分にレンジや保冷庫などを横並びに配置させます。


一通路にパントリー機能を持たせた、この配置は小スペース大量収納のデザインです。

 

【終活のための住まいを考えてみる:生活  保冷庫-夏保管庫、冬保冷庫、昔はムロ、北向き配置】


保冷庫を知っていますか? 

 

昔で言えばムロといわれた冷暗庫です、


冷蔵の機器は無く、外気を循環しますので北向きに配置する必要があります。


私の家では都合上、北側壁の一番東に設置しましたので夏は朝の空気が少し入ります。


夏は収納庫、冬は保冷庫になります。
 

2023/08/08

【終活のための住まいを考えてみる:生活  キッチン-食の楽しみ、キッチンに住むという考え方】


これは考え方だと思いますが、

 

私の場合はリビングとキッチン、パントリー、ダイニング、階段

 

すべてが一室の中にありキッチンに住んでいるようなものです、

 

アイランド型のラウンド動線でリビング側のキッチンはFL900、食卓も同じ高さで連動し

 

キッチンバック壁側下げ膳シンクはFL850、リビングから雑がみえません。

 

若いころは子供たちを育てる家でしたが、

 

ツイノスミカは誰かに見せるための棲家ではなく自由です、

 

食は健康の源で楽しみでもあり、お気に入りの場所に座り夫婦の時間共有ができます、

 

一概にいえませんが、キッチンは東か南東が良いとして、

 

朝日は紫外線が多く殺菌効果があり、

 

夕日は赤外線が多いからといいますが、

 

設計対策しますので解っていれば大丈夫です。

 

ただし、ツイノスミカはもっと自由でよいのではないでしょうか?
 

 

 

2023/08/05

【終活のための住まいを考えてみる:生活  家事-家事動線が重要】


飲食店を設計するときはコストが重要で秒単位の動線効率を要求されます。


動線は住宅でも様々に関係し、

コツは、一階の生活動線は大きな範囲で8の字などの通路動線に、


端部を放射状に計画し通路や端部に収納、風呂などの必要項目を配置、

 

最後に収納の詳細計画の順番です。

デザインも大事ですが、同様に家事動線は重要なんです。


 

2023/08/03

【終活のための住まいを考えてみる:性能  薪ストーブ-万が一のエネルギー】

いくら高断熱にしても、熱がまったく無ければ断熱された冷蔵庫と同じことになります。

もちろん設計で日射熱を夏冬コントロールするのですが、曇りや雪の日が続くこともあります。

私の計画では暖房は薪ストーブが中心で、急に必要とする場合にエアコンを利用しました。

この方法は薪を管理できるタイプの方にお薦めの方法ですが、薪ストーブのよいところは

万が一冬季間の停電などで暖房が使えないときに使える安心なエネルギーになります。

※もちろん、地震対策は必要です。

2023/07/31

【終活のための住まいを考えてみる:性能  設備必要-いつか余裕があるときでよいのでは?】



太陽光発電や蓄電などはリノベ後でも設置できます。
それに技術は日々進歩しています。
優先順位とタイミングを考えて設置するとよいかもしれません。
 

2023/07/28

【終活のための住まいを考えてみる:性能   構造の強化-かもしれない災害の担保】

ニュースで聞くが、大きな地震や災害は起きるかどうかはわからない、

自分には起きないだろう?いや、起きるかもしれない、

不安で過ごすストレスは健康に悪い、

できるだけ安心を担保された老後を暮らしたい。

 

2023/07/26

【終活のための住まいを考えてみる:性能  断熱の強化-暖かさは幸福感 】

マイナス10度の極寒、外ではダルマのように着込んでいる北海道人にとって

家に帰って軽装になり、アイスクリームやビール、それが幸せで贅沢なこと、

寒がりになる年齢、あたたかいツイノスミカは安心で幸福です。

もちろん、高齢になり収入が少なくなった時のエネルギーコストにも安心です。

2023/07/25

【 建築家自身のツイノスミカ計画 終活のためのリノベーション 】

これから私の自邸、「ツイノスミカ」について、詳しく解説したしていきます。

数日事にUPするような連載形式で更新したいと思います。

8月19日に予約制の見学会も予定しておりますので、

​是非ご覧ください。

​ご予約はコチラから

2023/05/10

【 私たちのこと 】

・私たちの特徴


  私たちはデザインと性能設計にプラスして、建造マネジメントを得意とした
  少数精鋭の建築家事務所です

・自慢できること


  設計デザイン能力
  コストを含めたマネジメント能力
  24年の経験と実績そして協力者

・チャレンジしていること


  建築家はコスト高のイメージの払拭
  透明性と自浄性
  業界の常識にチャレンジ 

・依頼主様リスク排除のために行うこと


  依頼前に試される設計能力
  依頼前に試されるコスト管理能力
  分離か一括請負か?発注方法の選択
  初期計画不安の排除

・安かろう、悪かろうではない、私たちのコスト対策


「建築家事務所を入れるのは良いとわかっているが高額になってしまう。」といわれる問題解決と

建築家は依頼主に隠してはいけない建築に利害を持つべきではないという建築家に課せられた理念から、

私たちは設計等のみ、施工はオープンブック方式で行います


※オープンブックとは建築会社さんでいう仕入業者額いわゆる原価額を公開して行う


計画のことで、計画の透明性と発注者のコストダウンが見込まれます
発注は分離発注方式などの他、このままのコストで弊社一括請負も可能です

 

・設計契約前無償計画


  現地調査、土地探し、融資、支払い計画などの初期計画を経験豊富なCMrがお手伝い


   ※CMrとはコンストラクションマネージャー(建造管理資格者)のこと


  複数の建築家がプランコンペ(AIプランではありません手書きで個別計画します)  

       
  建築会社でいう仕入れ原価額での計画(情報流出は絶対厳禁でお願いします)     

2023/12/26

【 断熱に対しての考察 】

私たちは設計事務所ですので


メーカーさんのような自社基準や特定の技術PR商品もありません


私たちは


依頼主様からのご依頼を受け、最新最高レベルを具現化できる技術者集団です


もちろん、環境設計に関係する断熱などの設計計算等は自社で行います

断熱性能は無暖房レベルUa値0,18を超えるUa値0,16を実績し、


通常設計でもUa値0,22程度で気密も経年値で0,2を下回る技術を持ちます

ただ、環境設計は断熱レベルを上げることが独り歩きしていますが、


それだけでよいわけではなく、


断熱を含め採光や通風、空調、エネルギー他など建物の総合的な設計を行う必要があります

旭化成建材さんとはネオマフォーム(基材名PF22)外張り断熱の市場実験(1999年)時から続く実績


(令和4年10月以降販売)通気層レス透湿気密工法の共同実験の成果では

ディテールに数件の共同特許もいただいております

住宅の断熱性能については現在進行形で開発進化し続けております
 

2202/12/12

【 夢はあきらめないで追い求めましょう 】

私たち建築家は、依頼主様の夢を具現化することが仕事です。


依頼主様が知らないアイディアや方策をたくさん知っている頼りがいのある建築の専門家です。

 

できないと思っていても、他の建築関係者様ができないと言っても
できるかもしれません。


私たちはプロフェッションとして初めからできないと突っぱねません、
私たちの利害なんかで、できないは言いません。


夢をもとめて相談ください。

・デザイン
建築家デザインをコンペ(競争設計)から選ぶことができます。
もちろんメーカーさんや工務店さんよりはるかにデザイン力は優れていると自負しています。

・性能
日々勉強、開発
構造設計は弊社構造専門者が自社設計、自社計算で確認します。
断熱などの環境設計においても自社計算で行います。
旭化成さんと実験協力や高性能建物の実績も多数あります。

・建築コスト
分離発注方式を用いれば、建築会社の孫請け業者と直接額ですので建築会社の原価額で建築できます。
その額に法基準の設計料をいれても、低コストの建築費で行うことが可能です。

・リスク
分離発注の自己責任リスクが不安の場合、
依頼主様のご希望により、分離額のままで弊社一括請負することも可能です。
瑕疵担保保険、建築家賠償など各種保証保険も利用できます。

 

・資金融資
分離発注、一括請負どちらでも融資が可能です。
融資はさまざまな方法があり、お客様に合わせて対応する必要があります
弊社でお手伝いしますので相談くください。

 


 

2202/11/22

【 職人気質 -craftsmanship- 絶滅危惧種? 】

私たちは利害に支配される建築を好みません。


利害に支配されると努力や時間は利にならないとなり、
チャレンジができなくなるからです。

先日、新しい大工さんが弊社の仕事をしたいと来られました、
今では珍しい、職人気質の大工さんのようで
その理由は「この事務所のような難しいデザイン性の建築をしたい」ということでした。


この言葉でこの大工さんにお願いすることを決めました。

事務所設立から24年一緒に働いている絶滅危惧種の大工さんも同じような話をします。


「ここの仕事は、面倒だけどおもしろい」とか
「作っているいるときは何だかわからんけど、言われた通りやったらカッコイイんだよな」
なんてことを言います。


ヨイショは言えない職人なので本心なのでしょう。

気難しく、機嫌を損ねると大変ですが、
この時代、このような考え方をもつ極めて貴重な職人気質の大工さんは、
大事にしなければならず、

ちゃんと評価するべきだと思っています。
 

2202/10/22

【 価値とみかけの価値(価値の断捨離) 】

月は地平線近くにある時は大きく見え、高く上がると小さく見えます。


これは地平線近くのものを対比してしまうため対する月が大きく見える現象
「みかけの月」と言います。

建物での「価値観」は自分の中にあるものです。


本来、価値は何かと相対する必要はないはずですが、
どうしてもお金や人など他の何かと相対してしまいます。

 


それで生じる価値が「みかけの価値」です。

本当は好きでもない「みかけの価値」を価値として評価してしまうことに陥ります。


建築時のみかけの価値=満足度は一時的で
本当は好きではないのですから幸せにはなりません。

何かに支配されない、価値の断捨離をして
自分の中の価値観を考えシンプルにやりたいことを行うのが一番です。

 

そのうえでそのことに費用がかかっても
それは一番好きなことですから、納得できるし
将来も自分にとって価値の高い家に住み続けられ幸せになれると思います。
 

2202/10/08

【 なぜ分離発注なのか? 】

分離発注とは正式には分離分割発注方式とも言い、
設計施工分離にプラス、建築主様が各々の専門工事業者と直接分割発注するシステムのことです。

 

弊社がこのシステムを行う理由ですが、
私たちは建築士であり、建築家です。


建築家は頼りがいのある建築の専門家で、建築士は職能者とも言われます。
職能者とは特定の職に能力を持っていることを
国家資格として認められた者で、一定の報酬をいただくことを認められています。

認められていますから、縛りがあります。
「建築士を持ったものは社会と人に貢献しなければならない、依頼者を騙してはいけない」
騙してはいけないということは、
やっている業務はすべて公開し、自らの潔白と公正を保たなければいけません。


そのため、

施工とは分離して、私たちの報酬は建築士法で定められた報酬料となり
施工は実費(私たちから外して)が原則です。
これを「設計、施工分離」と言います。


そのため多くの設計事務所(建築士)の施工を建築会社や工務店に依頼します。

しかし、この方法は多重下請け構造と同じになり多くの中間マージンがかかります。
依頼主様からするとマージンは建築に直接関係しない費用がかかることが無駄に思え、
さらに設計事務所の価値は結果でなければ、わかりにくいということもあり
設計事務所には依頼しづらくなる傾向があります。


そこで私たちは
「社会と人に貢献しなければならない」のであれば
少しでも無駄を省きコストを下げその分建築のレベルを上げ貢献するのも使命
との考え方から、
・設計等と施工の利害分離=設計施工分離
・建築会社さんの孫請け業者レベルに、建築主様が直接する分割発注するシステム=専門工事分割発注
二つが依頼主様に貢献できると考えました。


開所以来この分離分割発注方式を24年行ってきましたが
依頼主様より、直接発注の場合の自己責任リスクが不安だとの話があり
依頼者様の不安リスクを排除することも私たちの使命であることから
令和元年、建設業登録も取得し
計画は上記のように施工者額をすべてオープンに公開して行い
その金額と内容のまま、弊社一括請負することも可能とすることも可能としました。

 

2202/09/28

【 作品work著作権copyrightとはなんだ? 】

作品とは、仕事の結果、人がつくったもの、

芸術意図を持って作られたものなどとあり、
建築家は自分の作品と言い芸術を主張し、

建築会社は自分たちの仕事結果とPRします。


このように、


設計なら委任報酬をいただいているわけですから

制作プランなどは依頼主様の所有になり、


建築会社も請負で約束した内容で代金を受け取るのと同時に

建物は建築主様の所有になります。
ただし、著作権は違う権利になります。

著作権とは、財産権で著作者の人格的権利を言い、

著作者の思いに反するような扱いをしてはいけないという権利で、

印刷、写真、コピー、録音、録画、複製や多くの人に著作物を見せる権利で、
基本個人に帰属しますが、

社員による制作は「職務著作」で会社が著作者となります。

建築での著作権が問題となるケースは
「著作者以外が自分のHPで作品をPRしてはいけない」という場合や、
「著作者の承諾なしで同じデザインの建売を複数やってはいけない」という場合で、

もちろん、著作者が承諾すれば問題ないわけですので
依頼主様個人が住宅等でこの著作権に関係することはあまりなく、
依頼主様が希望される場合は弊社のHPに掲載しないようにしています。
 

2202/09/08

【 餅は餅屋 】

この言葉は

餅は餅屋がついたのが一番うまい、

その道のことは専門家が一番であるというたとえです。

 

建築に必要な能力は多種で、

もちろんすべてを兼ね備えた建築家は居ませんが、

弊社では、それぞれの得意分野を集団として合わせることで

餅屋(専門家)の能力を持ちました。

 

この能力はデザインや環境性能、構造、

コスト管理、施工管理などの専門能力を持ちます。

この専門家能力を持った得意を集め、そのうえで

分離分割発注方式などを用いて

できるかぎり不要な仲介者や多重マージンなどは入れない

できるかぎり無駄を省き、見極め、

良い所取りできれば最良です。

 

私たちは

設計デザインとマネジメントの建築を

トータルで行うことができる専門家(餅屋)です。

2202/08/20

【 もっと建築家を使ってください 】

敷居が高いと思っていませんか?

思い通りにならないと思っていませんか?

建築家にもいろいろいます

私たちはあくまでも、

依頼主様から委任されて仕事を行います。

そのうえで

私たちは建築の専門家、

依頼主様ができない部分を専門家として補助します。

 

建築家はコスト管理が苦手と思っていませんか?

依頼主様の利益の為、

分離発注方式を24年実績し、鍛えられています

分離発注方式を採用すると建築家報酬を入れても

工務店程度のコストで建築できます。

(その額のまま一括請負も可能です)

 

建築家は施工が苦手と思っていませんか?

 施工を知らずして良い設計はできません

私たちは24年の経験と実績からの合理的手法で品質、

工程、コストの管理を行っています。

2202/07/16

【 デザイン design 設計 意匠 図案の考察 】

 

 建築で言うデザインとは何でしょうか? 


一般的には設計、意匠、図案とは芸術や美術からくる 

 

色や形、バランスなどを言われます。

しかし、建築のデザインはそれだけではなく


物や環境を人が自然な動きや状態で使えるように設計することや

あたたかい、使いやすさ、明るい、


心地が良いなど形状や動作、人の生活の反応や変化、心理的な感情の変化など


人間工学や環境など様々なことを含めデザインです。

よいデザインは価値を生み出します。

 


もしかすると機能性、実現性、経済性、社会情勢など、


建築目的を実現することに関わる全てが含まれるのかもしれません。
 

2021/12/25

小西のノート開始します​。

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